201402

テーマ  中小企業のための「いむらきよし流」個性心理学  
     投資せずに売上アップしたい! 
     今居る人材で会社を変えたい!  
講 師 「人生キャラ」ナビゲーター いむらきよし氏      
    開催日 平成26年2月13日(木)  
    会場  札幌かに本家・栄中央店
キャラクターに潜んでいる成功の法則
今日、お話することは、4000年くらいのデータと、私がいろんな方のことを調べたデータをもとにした話です。
本来、自分の中に持っているものを、もっともっと引き出す。そんな話をしたいと思います。
皆さんには分身のキャラクターを持っています。
キャラクターを調べるには、自分の年月日を使います。
キャラクターは60に分類されていますが、不思議と、そのキャラクターが持つイメージに似てくるのです。
キャラクターにあった行動をすると運気が上がります。
資料を見ていただくと、キャラクターの番号のところに、天体のマークがあります。
「ムーン」と「アース」と「サン」この3つです。
皆さんのキャラクターがひらがなで表示されている場合は、「ムーン」のチームに入ります。
「たぬき」「こじか」「黒ひょう」「ひつじ」です。
「アース」は、キャラクターが、漢字になっています。「子守熊(コアラ)」「狼」「猿」「虎」、この4つです。
「サン」は、カタカナ。「ペガサス」「チータ」「ライオン」「ゾウ」があります。
それぞれ意味があります。
私は、名刺などで、名前の表示にひらがなを使っています。私自身がムーンだからです。
ムーンの人は、手を上げるのが(控えめ)の人が多いです。周りを見ながら手を挙げる。
もし、皆さんの会社の社員の方でムーンの人がいたら、あまり、「売上を上げなさい」とか「なにやってんだ!」とい
うようなことをいうと、ムーンの良さが死んでしまいます。
ムーンというのは、キラキラ光るのではなく、ほわーっと光る感じです。
そのイメージがムーンの人の性格でもあるのです。
私は、ムーンを「良い人チーム」と呼んでいます
「アース」は、肝が座っている人が多いです。
部下が失敗しても、自分がかぶったりする人が多い。
目標を立てて、コツコツとやっていきたいタイプ。だから、飛んだ発想は、あまりしません。
アースは、数字とか、結果、お金しか信用しません。
会議などで、「何だこの数字は!」というような追及
をするのはアースです。
一方、ムーンは、形のないものに惹かれます。
友情、愛情、使命感・・・
アースは、これが達成できたら、ボーナスを上げる
というのが、効果的な動機付けですが、ムーンは、
「君しかいないんだ」というような使命感に訴える
と頑張ります。
アースは、数字と結果とお金しか興味がないので、
「しっかり者」のチームと言ってます。
「サン」は太陽ですから、赤とかピンク、オレンジが
勝負カラーです。
似合う色を身につけるというのは、相手を自分のペースに引き込めます。
サンは、世界人口の25%くらいしかいないといわれるくらい少ないグループ。「天才チーム」と言っています。
学校教育の枠には、はいりません。気分の起伏が激しい人が多いです。
また、直感と、感性が鋭いから、ピタッと予想が当たります。
そういうことは学校では教えることができません。
■「じゃんけんの法則」~ムーン・アース・サンの力関係
ムーン、アース、サンには、力関係というものがあります。
「じゃんけんの法則」と言っていますが、サンは「パー」です。
サンの人は、売上規模を大きくしようとか、他の企業を買収しようとか、海外に支店を作ろうとか、世界戦略、拡大
展開の思考です。
経営者としては、楽天の三木谷さん、日産のカルロス・ゴーンさん、ソフトバンクの孫さん、スポーツ選手では、
イチロー選手、松井秀喜選手がいます。
「チョキ」がアース。アースの人は、コツコツとやっていきたいから、無駄が嫌いです。
道を聞いても、アースの人は、最短ルートを教えてくれます。
ムーンは「グー」、とても頑固です。
人間とか、友情とか、愛情など、形のないものを大切にします。
あなたは大切な常連さんなんだよ、という対応をして欲しいのがムーン。
実際に、サン、アース、ムーンのタイプの違いを勉強し、商売に活かしているお店があります。
誰もが知っている有名なエステのお店では、アルバイトの学生でも、お客さまのタイプがひと目でわかるように、タ
イプによってフェイスタオルの色を変えています。
それによって、お客さまにあった対応ができるようになるわけです。
クレーム対応でも、お客さまのタイプにあった対応をするべきです。
お客さまによっては、部長が謝ってはいけない場合もあります。
お客さまのところへ、部下に同行することはいいのですが、ミスをした本人に誠心誠意、謝って欲しい、と考えるの
がムーンです。
それを、謝罪は、そこそこにして、商品券とか、割引券などでごまかすからいけない。
一方で、アースの場合、もちろん、謝ることは、当然ですが、今日のお代は結構ですとか、商品券とか、そういう
話が有効なタイプです。
サンの場合は、スーパースターが多いですから、クレーム対応も、店長とか支配人とか、ステイタスの高い人が対応
する方が、上手くいきます。「責任者、出てこい!」というのは、サンです。
アース(チョキ)の人から、サン(パー)の人へ、モノゴトを話した方が上手くいきます。
逆に、サンからアースは、とてもストレスを感じてしまう。
アース(チョキ)に対しては、ムーン(グー)がいい。
「じゃんけんの法則」、ぜひ、会社の中でも、家庭でも、使ってみてください。
今日の資料の中にキャラクター換算表があります。
60分類のどこの列に入るかによって、今まで話したことが、私には当てはまらないという人がいるはずです。
例えば、同じチータでも、最初に生年月日で出した番号1番の人は、チータの血が薄いのです。
7番のチータは、真っ赤なチータです。
同じサン、アース、ムーンでも、どこの列にいるかによって表れる性格は、運気はガラッと変わるわけです。
自分のキャラクターとか、ムーン、アース、サンとか、どこの列にいるかとか、それが持つ性格に近づいた方法で、
仕事やプライベートを過ごした方が、神さまが、手を貸してくれ、運気が上がります。
もうダメだという状況になっても、偶然、思いがけない応援者が現れて、困難を乗り越えたというような体験を持っ
ている人がいます。
そういう人は、キャラクターが持つ性格と自分の生き方とがあっていたりするのです。
自分の際立った個性の通りにやっていくと、社長としても、営業マンとしても、夫婦関係も、社員との関係も上手く
いきます。大いに活用してみていただきたいと思います。